北海道の概要、県民性
明治時代より、それまで「蝦夷地」と呼ばれていた北海道の開拓がはじまります。開拓は、まず北海道の広大な土地を開墾することからはじまりました。政府は、移住奨励政策をおこない、そしてさまざまな場所から多くの人たちが移住してきました。そして札幌を中心として、計画的な都市設計がなされ、近代的な町づくりがおこなわれました。
このことにより、北海道の主要な都市は、碁盤の目のように規則正しく道路が配置されているのです。また、北海道は本州との気候風土の違いから、畳や囲炉裏などの純日本風の生活様式を続けることが難しかったため、早くから西洋風の建物にフローリング・絨毯・ストーブといった、近代的な生活をしてきました。多くの人が「北海道は寒い」というイメージをもっていますが、住宅の壁や窓などに断熱性の高い建材を使用しており、さらに暖房器具も床暖房やストーブが標準仕様となっていることから、こたつなどの簡易的な暖房器具しかない本州の一般的な住宅よりも室内は温かいのです。
道産子と呼ばれる北海道人の気質は、明治時代からの移住者の集まりのためか、排他的なところがなく、さっぱりとした人が多いようです。また、女性は開拓当時から男性と同等に働いてきたことから、自立心が強くて開放的な性格で、悪くいえば大雑把なところが目立ちます。
逆に、男性は大人しく物静かなタイプが多いようです。また、結婚式は招待制ではなく1万円程度の会費制、葬式では領収書を発行し香典返しはおこなわないなど合理的な性格が風習にも出ています。